去年の冬
去年の12月の写真。
ああ...めちゃくちゃ猫と寝てたな。
重かったな。
温かったな。
めっちゃ長いけどキャットリフォームとジャクソン・ギャラクシーの話
ジャクソン・ギャラクシーって知ってる?
猫の行動専門家で、動物保護施設や家庭訪問で猫のカウンセリングやしつけ、猫の住んでいる部屋の環境を改善することによって猫たちがよりよい生活を送れるように尽力してきた人。
左:『猫のための部屋づくり』
ジャクソン・ギャラクシー
ケイト・ベンジャミン著
右:『ジャクソン・ギャラクシーの猫を幸せにする飼い方』
ジャクソン・ギャラクシー著
最近この2冊を読んだ。
内容は被ることもあるけど、ざっくり紹介します。
まず、猫には3つのタイプがあることが説明されます。
①モヒート猫
しっぽを高く上げ胸を張り部屋の真ん中を突っ切って歩いてくるような猫。自分の縄張りを愛し誇りを持ち、自分の家の所有者意識を持っている。自信を持っている。
②ナポレオン猫
心の奥では縄張りが本当に自分のものだという自信が持てないため、よそ者を縄張りから排除することでしか自分の縄張りを確認出来ない。ナポレオン猫は家具におしっこをすることもある。自分の作った縄張りに自信が持てず、マーキングせずにはいられない。自分に縄張りであると確信を持てない者は、その分過度に縄張りを主張する。
③内弁慶猫
ナポレオン猫と同様に自信がない猫。とにかく怯え隠れてしまう。
ジャクソン・ギャラクシーは、全ての猫を各自の個性を生かしたモヒート猫にしてあげたい・猫それぞれの性格を認め不安を消してあげることでその猫らしいモヒート猫にしてあげたい・どんな猫も自分の縄張りに自信を持って欲しいと本に書いてます。
このタイプ...読みながら、「たびはナポレオン猫だなー!」とか「くろは内弁慶猫かな?」とか考えながら読んだ。面白い。
そして本では、次にそれぞれの猫が自信を持てる場所を見つけてもらおう〜と続く。どのような場所にいると猫たちは1番自信を持てるのか、ここでも3つのタイプに分けられている。
❶ブッシュ猫
自信を持てる場所が、テーブルの下や植木鉢の後ろなど、身を隠せる低所。隠れているわけではない。
❷ツリー猫
ツリー猫は地面を歩かない。床を離れたどこかにいる。ツリー猫にとって重要なのは地上から離れていることで、高さは二の次。椅子やソファの上であっても構わない。
ポイントは床から離れた場所であれば自信を誇持出来るということ。
❸ビーチ猫
ブッシュ猫と同じく、4本の足をしっかりと地面に付けて床を歩く。しかしビーチ猫は身を隠さない。部屋の真ん中で寝そべって人を躓かせてしまうタイプ。人や猫に対して部屋の真ん中は自分の縄張りだと明確なメッセージを発している。
これも面白かった。ビーチ猫は多分うちにはいないけど、近所で人や自転車や車が来ても道路の真ん中でゴロンと寝そべって通せんぼする大きな野良の茶白猫を思い出した。
うちにいる猫はだいたいツリー猫かな?
最後に、次の2つは自信のない猫が隠れてしまう場所の話。
✴︎冷蔵庫猫
この冷蔵庫猫は、自分をいじめる他の猫あるいは人間から逃れるために、冷蔵庫などの高い場所に隠れる。冷蔵庫猫は、高所こそが姿を隠せる唯一の安全な場所だと思っている。
この冷蔵庫猫をツリー猫(つまり自信を持てる猫)へ移行させてあげる手助けをするにはキャットリフォームが必要。
✴︎洞窟猫
恐怖に駆られると暗がりに隠れるタイプの猫が洞窟猫。洞窟猫は姿を消すことしか考えていない。ベッドや椅子の下やクローゼットの奥などは洞窟猫がよく隠れる場所。同じ低所でも、自信の持てる場所を見つけあげることが必要。猫ベッドなど。
この冷蔵庫猫は、まさにマンションにいた時のたび!!!あずとかだいずから逃げるために冷蔵庫の上にいたわ〜。ほうほう〜と読んだ。
あとせんちゃんは洞窟猫。普段は堂々としてるけど、知らない人の話し声とか聞こえたら、とにかく隠れちゃう。ほうほうほうほうほうほうって何度も頷きながら読んだ。
今日は本の一部をちょこっと紹介しただけだけど、『猫を幸せにする飼い方』では先住猫と新入り猫が仲良くなる会わせかたとか、家具におしっこしちゃう猫がいる場合の変えるべきこととか、色々勉強になることが書いてある。
『猫のための部屋づくり』では、キャットウォークを中心に猫が快適に自信を持って過ごせるようなリフォームの実例などが書いてあって、例えば、キャットウォークは衝突を避けるため複数車線必要・行き止まりを解消して必ず逃げ道を作ってあげる・待ち伏せポイントを作らないなど。
あと、床から1メートル前後の高さに視線を合わせ、猫が床に降りることなく部屋を歩き回れるようになっているか?など。
私は恥ずかしながら猫たちにはそれぞれの部屋にキャットタワーとベッドとタンスを一個ずつしか用意していなくて、それでたびとあずが上手くいかないとか、あずとだいずが喧嘩するとか悩んでたんだけど、まず部屋の環境を全然作れてなかったんだなって反省しました。
あと、こちらが思うように遊ばなくても必ずおもちゃを振ってあげてとジャクソン・ギャラクシーは言ってます。ただ獲物を集中して見つめているだけでも、猫にとって刺激になっているらしい。
今はキャットウォークをどんどん用意していっているところ。
最初は注意深い猫たち。
板の幅は方向転換できるように20cmはいるらしい。
だいずには狭かった...
行けるか???だいず???
大丈夫か?????
いけた......超ぎちぎち。
たびもちょこっと。
せんちゃん神々しいよ。
だいひよ。
結構みんな乗ってくれる。嬉しい。
まだまだ作るよ。
まずあずだずの部屋の方を作業してるんだけど、そのことにヤキモチ焼いたんか、トイレの砂が少なかったからか、たびが久しぶりに長座布団に💩しちゃった。
たびごめん......反省💩
冬
朝、猫たちの部屋行ったら水っぽいゲロとすごい下痢が。
多分あず。ここから動かない。
お腹禿げだし寒いよね。
ごめんね。暖房入れた。
ぬくぬくにして様子を見てみる。
他の猫たちは元気そう。
だいず背中のしこり
今日だいずを撫でたら背骨の左側に結構大きな膨らみがあった。
えええええ???嘘でしょ????と思って何度か触ってみたけどやっぱりある。
これはやばいと思って、エルザ動物病院が診察時間内だったのですぐ連れて行く。
先生の話では、
①筋肉の下にできている脂肪腫で、癌とか悪いものである可能性はすごく低い。触った感じは良性。脂肪が多い子に出来やすい。
②良性か悪性かきちんと調べるには、手術するしかない。筋肉の下だから組織をちょっと取って病理検査というのが無理。調べるとなると全身麻酔で手術をすることになる。
③手術を希望するなら病院で出来るが、様子見が良いのではないか。(先生の飼い猫がもし同じ状況だったら様子見をするとのこと)
様子見するなら家でしこりが大きくなったり、かたくなったりしないかを観察しておいて。
ということだった。
私たちはひとまず様子をみることに決めた。
しこりの変化を病院で確認してもらいたかったら年明けに診察に来たら良いと言われたので、心配で年明けに行くかもしれない。
だいずは先生にもすりっとしてて、診察中なでられてゴロゴロいってた。先生も「なつっこいな」って微笑んでた。触診だけとは言え、病院でゴロゴロ言うってすごい。
帰宅即囲まれてた。
部屋割り変更
猫たちの部屋の隣で生活しているお義母さんから、「あずがだいずにやられている」と連絡があり行ってみると部屋に毛が散乱していました。
だいずがすごく興奮していて、他の猫が近付いてもうーうー唸っちゃってました。
だいずの様子があまりにもおかしいし、ご飯を入れても食べに来ないので、もしかしたらどこか悪いのか?と思い、ちゅーるで確認。
ちゅーるも食べなかったら病院へ連れて行こうと思っていたけれど、ちゅーるはしっかり食べたし、ついでにご飯も食べ始めたからほっとしました。
あずがかわいそうでかわいそうで...やっぱり部屋を分けることにして、部屋割りを変更しました。
部屋①くろたびだいず
部屋②あずせんちゃんきのみきんときひよこ
なんか本当にもうどうしていいか分からないけれどひとまずこの部屋割りで様子を見ることに。
1日経った今日、猫たちは平和そうにしていて、お義母さんに聞いても喧嘩の様子はなかったとのこと。
たびとだいず、あずとせんちゃんがちょっと不安だったけど、ひとまず上手くやれているみたいで良かった。
ただくろが結構ストレスだったみたいで、段ボールがぼろぼろに!
もし可能ならあずroomを作ってあげたいけど難しいなぁ...なかなか上手くいきませんね。